一般社団法人 日本学生氷上競技連盟 会長 福田 弥夫

 第95回日本学生氷上競技選手権大会スピードスケート・フィギュアスケート競技会が、日本を代表する北の氷の都「氷都」苫小牧市において、苫小牧市、北海道スケート連盟そして苫小牧スケート連盟の皆様の御厚意によって開催できますことは、大きな喜びであります。新型コロナウイルス感染症の第8波の到来により、感染拡大の状況は予断を許さず、大会の開催には多くの困難が伴いましたが、ここまでこぎつけることができましたのも、苫小牧市をはじめ多くの皆様のご尽力の賜物であり、重ねて御礼申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大のために、大学の授業はオンラインとなり、サークル活動にも大きな支障が出ておりましたが、ようやく本年の4月から全国的にコロナ前の大学生活が戻りつつあるように思われます。しかしながら、完全に収束したのではなく、現在は第8波の到来とも言われており、いつ果てるとも知れない新型コロナウイルスとの戦いが続いて行きます。特にスケートの競技会におきましては、いくつかの集団感染が発生したこともあり、慎重なうえにも慎重な対応が要求されています。

 昨年度と同様に、大会に関係する人すべての人が、うがいや手洗い、さらには体温を含めた体調管理はもちろんのこと、可能な限りのワクチンの接種やPCRあるいは抗原検査の実施など、できる限りの感染防止策をとることが、大会を無事に終了させる唯一の方策と言ってよいかもしれません。残念ながら新型コロナウイルスの感染について、我々も慣れてしまった危険性があります。しかし、基本的な感染対策と感染防止のガイドラインを遵守することにより、感染の拡大を防ぐことは、この大会に参加する全ての人の義務でもあります。わずか1人のルール違反が感染拡大をもたらす恐ろしさを、再度認識する必要があります。

 本来であれば、会長の挨拶は、大会に参加する皆さんへの激励の言葉と、大学スケートの一層の競技力向上そして更なる普及の拡大に焦点が当てられるべきなのでしょう。来年の挨拶は、そのようになる事を皆で祈りましょう。

 全国各地から苫小牧の地に集う皆さんは、コロナ下での困難の中でも練習を続けてこられました。その努力が実を結ぶことを期待しております。そして、2026年のオリンピックには、皆さんの中から多くの選手が選考されることを念願しております

 最後になりますが、この大会は苫小牧市の皆様の学生スケートに寄せるご理解と全面的な協力がなければ、開催することはできませんでした。参加する選手やチーム関係者の皆さんも、このことを心に留め、感謝の心を忘れないで欲しいのです。苫小牧の銀盤のうえで、スピードスケートは力の限りのレースを展開し、そして記録に挑戦し、フィギュアスケートは美と技を競い、自己ベストに向けて競技することを期待し、私の挨拶といたします。


ごあいさつ

公益財団法人日本スケート連盟 会長 長島 昭久

 第95回日本学生氷上競技選手権大会スケート競技会が、北海道・苫小牧市のハイランドスポーツセンター屋外リンク並びに白鳥王子アイスアリーナで開催されますことを心からお喜び申し上げます。

 本年2月に開催された北京オリンピックは記憶に新しく、スケート競技においては過去最多となる9個のメダルを獲得することができました。日本代表として懸命に戦った選手たちの姿は、多くの国民の皆さまに改めてスケート競技の魅力と感動を届けてくれたものと思っております。

 新型コロナウイルス感染症は未だ終息には至っていませんが、長期にわたって生活環境や練習環境に困難が生じるなか、選手の皆さんはこの逆境を乗り越えるべく多くの経験を積み、また学びを得たことと思います。今後はそうした経験を生かし、それぞれの目標に向かって努力を重ねていっていただきたいと思います。

 今年で95回目を迎える日本学生氷上競技選手権大会は、日本のスケート界で最も長い歴史を有し、大学日本一を決する重要な大会です。参加される学生の皆さんには、日頃の練習の成果を存分に発揮され、チーム一丸となって学生生活の思い出に残る悔いのないレースをされますことを期待しております。

 結びに、大会の開催にあたり大変なご尽力を賜りました一般社団法人日本学生氷上競技連盟、苫小牧市、北海道をはじめとする関係の皆さまに厚く御礼申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。


歓迎のことば

北海道知事 鈴木直道

 第95回日本学生氷上競技選手権大会スケート競技会が、「スケートのまち」苫小牧市で開催されますことをお喜び申し上げますとともに、全国各地からお集まりの選手並びに関係の皆様のご来道を心から歓迎いたします。

伝統ある本大会は、これまで幾多の熱戦が繰り広げられ、活躍された選手の中から世界の舞台へと飛躍された方も多数おられるなど、氷上競技の普及・発展に大きな役割を果たしています。

 選手の皆様には、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な制約のもとで練習に取り組まれてきたことと思いますが、積み重ねてきた厳しい練習の成果を存分に発揮し、ベストを尽くしていただくとともに、多くの仲間たちとの交流を深め、有意義な大会にしていただきたいと思います。

 結びに、感染症対策をはじめ大会の開催にご尽力された関係の皆様に深く敬意を表しますとともに、本大会のご成功と選手の皆様のご健闘を心からお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。


歓迎のことば

苫小牧市長 岩倉 博文

 全国各地から選手及び関係者の皆様をお迎えし、第95回日本学生氷上競技選手権大会スケート競技会が、ここ苫小牧市で開催されますことは誠に喜ばしく、市民とともに心より歓迎申し上げます。

 さて、本市は、“氷都とまこまい”として古くから氷上スポーツが盛んに行われており、スケート競技につきましては、これまで数多くの日本代表選手を輩出しております。

 市民のスケート競技への関心も高く、全国の学生トップレベルの選手が一堂に会し、伝統ある「インカレ」を間近で堪能できることは、全国で初めてスポーツ都市を宣言し、スポーツの普及振興を図ってきた我がまちにとって大変意義深いものであります。

 本大会に出場されます選手の皆様には、日頃の練習の成果を惜しみなく発揮し、フェアプレーの精神で熱戦を繰り広げられますとともに、競技を通して選手同士の交流を深められ、思い出深い大会となりますよう期待申し上げます。

 終わりに、新型コロナウイルス感染症予防対策を講じながら大会開催にあたりご尽力を賜りました関係者各位に深く敬意を表しますとともに、大会の成功と選手の皆さまのご健闘を祈念いたしまして歓迎のことばといたします。


ごあいさつ

一般財団法人北海道スケート連盟 会長 畠山 五郎

 第95回日本学生氷上競技選手権大会スケート競技会の開催が北海道苫小牧市において盛大に開催されます事をお喜び申し上げます。

 全国各地よりお集まりになる、選手及び関係者の皆様のご来道を心より歓迎いたします。

この大会は永い歴史と伝統を誇る由緒ある大会であります、この大会を通して世界へ羽ばたいた先輩選手達が数多くおります、母校の名誉、先輩たちがこれまで築いてきた名声を汚すことなく、更なる高みを目指し日頃の練習の成果を充分に発揮されることを期待いたします。

 北海道ゆかりの多くの選手が参加しております、故郷に錦を飾る思い、ホームグラウンドでの戦いになりますが楽しみながら精一杯の真剣なレースを期待しております。また全国から集まった皆さんとの交流を深め、友情の輪を広げられ学生生活の思い出となるよう願っております。

 終わりに、大会の開催にあたりご尽力頂きました、苫小牧市をはじめ関係の皆様に敬意を表しますとともに、大会の成功と選手諸君の健闘をご期待申し上げ、挨拶といたします。

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